地方銀行と第二地方銀行の違い


地域密着の銀行の中でも、(第一)地方銀行と第二地方銀行と分けて表現することが多いので、その違いが気になる方もいると思います。

ここでは、その違いを解説しています。
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定義としての違い

地方銀行は、全国地方銀行協会の会員である銀行のことを言います。

第二地方銀行は、第二地方銀行協会の会員である銀行のことを言います。

要は、所属している協会が違うわけです。

金融庁の銀行に関する「免許・登録業者一覧(PDFファイル)」においても、地方銀行と第二地方銀行は区分けされて表示されています。

このファイルを見ることで、その銀行が地方銀行なのか第二地方銀行なのか、あるいはそれ以外の都市銀行などなのか、など確認することができます。そもそも金融庁が地銀・第二地銀と区分けしていること自体、意外に感じるかもしれませんね。

歴史的な違い

地方銀行は、昔から株式会社の形態をとって、銀行として営業してきた銀行のことです。歴史が深く、比較的規模が大きいのが特徴です。

一方、第二地方銀行は、元は相互銀行で、平成元年以降に「金融機関の合併及び転換に関する法律」に基づき、株式会社へと転換し普通銀行となった銀行のことです(普銀転換といいます。)。Wikipediaの第二地方銀行の項目では、現在の第二地銀の旧相互銀行時の名前などが確認できます。

ちなみに、相互銀行の多くは、無尽会社として営業していたものです。無尽とは、入札形式でお金を借りるようなもので、イメージとしては小規模の消費者金融や商工ローンみたいなものだと思ってください。むこうぶち4巻などバブル期を背景とした漫画にも登場していますし、アコムの「むじんくん」の語源にもなっているようです。

要は、第二地銀は、元は規模が小さく、ややリスクの高い業務を行っていた金融業者が、銀行と同じ業務をやるようになったものとイメージすれば分かりやすいと思います。
よくわかる!金融用語辞典(銀行に関し、都市銀行や信用組合などの簡単な定義もあります。)

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